飛行機の窓が傷だらけになる理由と、それでも写真をクリアに撮影するコツ

飛行機の窓が傷だらけになる理由と、それでも写真をクリアに撮影するコツ Photography
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飛行機に乗るたび、いつも楽しみにしている窓からの写真撮影。ところが、この日の窓は驚くほど傷だらけで、どうしても写真に影響が出てしまい悩まされることに…。

なぜ、飛行機の窓がこんなに傷ついてしまうのか? その理由と、傷があってもクリアに撮影するためのちょっとした工夫をご紹介します。

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実は…大きな傷の正体は〝ヒビ割れ〟だった!

旅客機の窓に見える大きな傷のような跡は、実は〝クレージング〟という軽微なヒビ割れで、主に紫外線やオゾンの影響によって発生します。

客席の窓の素材はガラスではなくアクリル樹脂でできており、基本的に、外側・中間・内側の3層構造が取られています。これは、たとえ1枚のパネルが壊れても、他の層がしっかりと空気を保つための仕組みだとか。

空の部分に思いっきり傷が写り込んでいる…😞

また、アクリルはガラスに比べて紫外線を吸収しやすく、劣化や傷つきやすい特性があるものの、その軽さや柔軟性、圧力への耐性、そして万が一ヒビが入っても飛散しにくい安全性の高さから、飛行機の窓材として多く採用されているのです。

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外気に直接触れるから、外側の層に大きなヒビ割れが起きやすいんだね。

窓の下のほうにある小さな穴は何なの?

飛行機の窓から景色を眺めていると、ふと窓の下に小さな穴があるのに気づいたことはありませんか?

この小さな穴は、〝ブリードホール[ブリーザーホール]〟と呼ばれ、3層の窓のうち中間のパネルに開いています。

このブリードホールは機内と外気の圧力差を調整し、パネル間の空気を循環させるという大切な役割を持っています。

これにより、上空でも機内の気圧が一定に保たれ、地上と変わらない快適さが確保されます。また、結露や霜の付着を防ぎ、窓はいつもクリアな視界が維持されるのです👀

写真撮影で飛行機の窓を傷つけないために

飛行機の窓には外側と内側それぞれに傷がつくことがありますが、外側の大きな傷は、おもに紫外線やオゾンの影響である一方、内側につく小さな傷の多くは、私たち搭乗者が付けてしまう〝スクラッチ傷〟であることが多いです。

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わたしたちも、窓を傷つけないように気をつけなきゃね💦

アクリル製の窓はガラスに比べて柔らかく傷がつきやすいため、スマホやカメラを窓に近づけるときは優しく扱い、なるべく直接当てないようにしましょう。

思いっきりズームして傷を避けてみたり…
繰り出し式のズームレンズを使うときも窓に当てないように気をつけよう💡

特に、一眼レフの保護フィルターには、〝ローレット加工〟と呼ばれるギザギザの滑り止めが施されていることが多く、これが窓を傷つける原因となりやすいので、撮影の際にはフィルターを外すのがベスト!

どうしてもフィルターを付けたまま撮影したい場合は、黒いマスキングテープでギザギザ部分を保護すると良いでしょう。ただし、テープを剥がす際にフィルター縁の塗装がはがれることもあるため、ふんわりと貼って使用し、短時間の保護にとどめるのがおすすめです。

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マスキングテープが写真に映り込まないように気をつけて貼ってね😊

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▲こんな感じの黒いマスキングテープがあると何かと便利だよ。ちなみに私は、某有名100円ショップで購入しました! 面倒なときはフィルターを外したり、、時と場合によりけりです💦

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最近ちょっと付け外しが面倒だなと思いはじめて、コンパクトに収縮できるラバーフードの導入も検討してるんだ!

▲使用するレンズの口径に合うサイズを選んでね

▲こちらのほうが作りがしっかりしてそうだけど、折りたたんでも奥行きがあるぶん、広角側で早めにケラれそう…でもある…

懸念点として、ラバーフードは広角側でケラれる(=写真の隅にフードが黒く写り込んでしまう)こともあるので、心配な方はレンズフィルターを外すか、マスキングテープで対応しましょう!

飛行機からの撮影に役立つおすすめアイテム

もはやRBNTOレギュラーメンバーでお馴染み、飛行機撮影では必須! スタメン! の〝忍者レフ〟様。各忍者レフの推しポイントはこちらの記事をご参考に😊

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▲愛用中! カラバリいろいろ、持ち運びに便利なトラベル用途に嬉しいサイズ感、風圧も良ろし。穴の部分にカラビナなどを付けても使いやすいです。


飛行機の大きな窓の傷に対して、実はあまり効果のないこと

[F6.3]傷のばかやろう…😫!!!
レンズを窓にできるだけ近づけて撮影する
一般的な1枚ガラスでは、レンズを窓に近づけると傷がぼけて目立たなくなるものの、飛行機の3層構造窓では各パネルで屈折や反射が起こるために思うように効果が出にくいこともある。
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小さな傷ならこの方法でカバーできることもあるから、まずは試してみるといいよね。
効果が薄かったら潔く諦めて、あとから紹介する方法も参考にしてね。

忍者レフで大きな傷の映り込みを消そうとする
忍者レフは反射対策としては優秀だが、大きな傷の映り込みを消すことは難しいため、あまり効果が得られないことも…。
あとからレタッチで何とかしようとする
小さな傷ならレタッチで補正可能ではあるものの、大きな傷をレタッチで消すと写真が不自然になって破綻する恐れあり。撮影枚数が多いと編集も大変になるため、無闇にレタッチに頼らない方が賢明。
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確かに、最初からレタッチありきで撮影するのはあまりに高リスクだね。
じゃあ、ほんとにひどい窓にあたったら、どうすればいいのかな…?😞

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傷だらけの窓から撮影する心構えとヒント

[F7.1]F値を絞った広角の縦写真は傷だらけの窓では難易度高し…
(左上に傷が😇 こんなホワホワ空ならF値開放すれば良かった…)

まず、傷だらけの窓にあたった場合は、撮影テクというよりもマインドがとても重要になってきます。貴重なフライト時間やシャッターチャンスを大幅にロスすることのないよう、以下の点を意識しましょう。

傷だらけの窓での撮影では、とにかく傷が写っていない(もしくは目立たない)写真〟を撮ることが最優先!!!

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傷だらけの窓にあたった時点で、〝傷のない窓から撮影できるような写真〟は潔く諦めろってことかぁー…😇
それじゃ、ヒントを見てみよう!

  1. 窓の傷にばかりピントが合う場合はマニュアルフォーカスを使用
    最近のカメラはオートフォーカスが優秀だが、傷にピントが合いすぎて撮影どころじゃないときはマニュアルモードで遠景にピントを合わせる。
  2. 光の角度を工夫する
    傷が反射して目立つ場合は、レンズの角度を微調整しながら、反射が軽減する角度を探す。飛行機の窓は3層構造のため、屈折や反射が発生しやすく、この方法では思うようにいかないこともある。
  3. 明るさや露出を調整する
    露出を少し暗めに設定すると、反射や傷が目立ちにくくなる。あくまで傷が見えにくくなるだけで、傷自体は写っている点に注意👻
  4. 傷のない場所にレンズを構えてズーム撮影する
    窓の傷がない場所にレンズを構え、ズームして画角を狭めることで、傷を面外に追いやる方法も効果的。
  5. フォーカスを遠景に合わせる
    遠くの景色にピントを合わせることで、窓の傷がぼやけて目立ちにくくなる。傷の程度によっては(4)同様、ズームを併用する必要あり。
  6. F値を開放して窓の傷をぼかす ⬅︎BEST!!!
    傷のない窓ならF値を絞って広範囲にピントを合わせたいところだが、ここはぐっと堪えてF値をできるだけ開放気味に設定する。これにより窓の傷をぼかしつつ撮りたい部分だけ際立たせて、傷を気にせず撮影できる。実際、F4程度でも十分に効果があった。
  7. トリミング前提で撮影する
    構図や画角へのこだわりを捨てて、後でトリミングする前提で広めに撮影するのも、ひとつの手。
(4)傷のないところにレンズを構えて(6)F値を開放気味にF4.5(7)トリミング前提で撮影した(けど、トリミングせず)写真
(傷を回避したころには、曇ってるという…😇)
RBN
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本当に傷だらけすぎる高難易度の窓だったら、、 (4)〜(7)の合わせ技がおすすめだよ🙂


今回初めて、これほど傷だらけの窓に当たってしまい、〝目の前にある、その窓に合わせた方法で撮影する〟ことの大切さを痛感しました。序盤は何を試しても傷が写り込み、諦めかけましたが、《傷のない窓から撮影できるような写真》を求めすぎなければ、工夫次第でなんとかなると気づけて良かったです。

RBN
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そんなにバンバン飛行機に乗れるわけじゃないから、1回の重みもあるんだよね💦(いつかしょっちゅう乗れるようになりたいね…)

また、同じ飛行機でも窓の状態はさまざまで、前列の窓はとても綺麗だったので、運に左右される面もあります。ここまでの傷はレアかもしれませんが、いつかの参考にしてもらえたら嬉しいです😊

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