飛行機から眺める景色と座席選び、空からの撮影のこと

飛行機から眺める景色と座席選び、空からの撮影のこと Photography
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空 +高所好きとして、両方兼ね備えた〝空から見る景色〟は格別です。さらには飛行機もかっこいいしね!

機内からただ眺めているだけでも十分癒されるけれど、せっかくなら目の前に広がる景色を記憶だけでなく写真にも残したい!

その撮影についてはベストを求めて模索の日々ですが、今回は現状のあれこれについて綴ってみることにします。

どこの座席を予約する?

飛行機を予約する際に最初に直面するのは「結局どこの座席がいいのか?」ではないでしょうか…。

もちろん、人によって目的や重要視する部分は異なりますが、今回はあくまで〝とにかく飛行機から写真撮影したい人〟として優先順位を考えてみましょう。なので、エンジン音や揺れ、席につくまでの時間等は考慮に入れないとします。

窓際か通路側か?
言わずもがな窓側一択!
右側か左側か?
飛行ルートによって見られる景色も変わるため、国内線なら事前に空から見える景色|ANAなどのサイトを利用して左右の窓からどんなスポットが見えるのか確認します。
こんなサイトも!
-参考: 富士山どっち?|JAL
搭乗時間によっては、あらかじめ日没時間や太陽の方角なども調べておくと尚良し。(日中逆光すぎるとしんどかったり…)
前方か真ん中か後方か?
主翼の上(真ん中)以外
前方席は遮るものがなく好条件だけど、上級席であることも多い
※翼の直前の場合は下角部にエンジンが写り込んだりする
翼から数列開けた後方席に座ると、飛行機の主翼を丁度よく絡めながら〝飛行機感〟ある写真も撮れる。さらに構図を工夫したり少しズームなどすれば、翼を入れずに撮影もできる。
翼の直後の座席は排気の影響を受けて景色が揺らいでしまう場合がある
AIR DOのロコンジェット、紙コップもポケモンで可愛い!

飛行機の窓の構造と映り込み対策

飛行機からの撮影において厄介なことのひとつに反射・映り込みが挙げられます。有効な対策としては、レンズを窓にできるだけ近付けて撮影することが第一になります。

このとき、無理にレンズを窓にくっつけなくても大丈夫です。飛行機の振動が強めに伝わることもあるので、無理をするとブレるリスクが生まれてしまいます。

そもそも飛行機の窓は2重、3重といった複数層構造となる特性上、内側は大丈夫なのに外側のガラスに反射してしまった! など、反射・映り込みが発生しやすい環境とも言えます。

逆に反射を利用することで面白い画に出会える瞬間もあったりしますが、コントロールできるものならしたいですよね。

反射で緑色のモヤモヤが写っているものの、逆に色味が増えて写真に動きが出た(ような気がする…)

道具の力を借りて映り込みを回避する⁈

日中はレンズを窓に近付けて撮影することでなんとかなる場面も多いですが、日没〜夜間になると問題は明確に姿を表してきます…。

夜景を撮ろうとカメラを構えると、はっきりくっきり自分の姿が映るのです。頑張ってレンズを窓に密着させたとしても、何かしら映り込んだり正直微妙すぎて萎えてしまいます。

そこで今回は忍者レフを投入して、映り込みをどのくらい回避できるか検証することにしました。窓全体を覆うタイプもあるようですが、できるだけ小さく身軽な装備にしたかったこともあり、よしみカメラさんの忍者レフミニ(φ35cm)を購入しました。

道具の力を借りるにあたり、窓に密着させて反射を防ぐラバーフードやレンズスカートも候補に検討したものの、「飛行機からの撮影には使いにくい」というレビューもちらほら…。

よくよく調べてみると、機内からの撮影に忍者レフを使っている人が多く、脱着も簡単そう、加えて普段は物撮りにも活かせる点などが決め手となって忍者レフに軍配があがりました。

検証でき次第、結果をまとめてご報告します😊

もこもこもこもこもこ

揺れとの戦い! 離着陸時の撮影で気をつけていること

2014年9月、国土交通省は【航空機内における電子機器の使用制限】を緩和しました。これにより、デジタルカメラは[作動時に通信用の電波を発信しない電子機器]に分類され、離着陸時を含め常時使用可能となりました。

-出典: 航空機内における電子機器の使用制限を緩和します|国土交通省

離着陸時の撮影は楽しみでしかないこともあり、規制が緩和されて本当によかったです。とはいえ機体の揺れが激しくなるので、安全第一 + 以下の点を意識して撮影するようにしています。

シャッタースピードをなるべく上げてブレ防止
離着陸前に試し撮りするなどして予めどこまで上げられそうか決めておく
F値やISO、露出などのバランス見ながらシャッタースピードを判断する
日中 or 夜間、天候(雲が厚くて揺れそうか…)など状況に応じて臨機応変に
とにかくたくさん撮る
1枚でも使える写真があったら儲けもん精神
構図を考えすぎない
じっくり構える時間もない
レタッチで対処できないほどの変な映り込みに気をつける

ちなみに飛行機が水平に安定飛行しているときは、シャッタースピードに凝るよりも、どちらかというとISO感度やF値を気にかけるようにしています。あとは空の旅をゆったり楽しむことがいちばんです✈️

以上、簡単ではありますが〝現状のあれこれ〟でした。これからもアップデートを重ねながらブログでシェアしていきたいと思います😊

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